積立投資は身近な金融機関で実施できるようになってきて認知されてきた?
積立投資は、手軽に始められる資産運用方法としてだいぶ認知されてきたように思います。投資=積立投資とイメージする方も少しずつ多くなってきたのではないでしょうか?
日本人にとって身近な銀行や証券会社から数多くの金融商品が販売されており、積立投資を定期預金の感覚で行うことができるようになりました。
投資に回せる資金の少ない若いサラリーマンでも気軽に始められる事が少しずつ広まってきた理由かも知れませんね。
もちろん、私も実際に行っている投資方法です。
長期にわたる積立投資では売買手数料こそ最大の敵!売買手数料が無料の商品を選びましょう!
その積立投資を始める際に必ず必要になるのが、積み立てる金融商品を決めるということです。
積立投資を行うためには金融商品を選ばなければなりません。金融商品を選ぶ際、商品の内容や過去の運用成績などに目が行きがちですが、実はそれ以上に各証券会社の手数料を気にする必要があります。
積立投資は長年にわたって金融商品を少しずつ購入していく投資方法ですので、手数料は毎回の購入時にかかってきます。
そのため、ほんの少しの手数料の違いが最後には本当に大きな違いとなって現れてきます。
手数料は銀行や証券会社によってまちまちですので、商品を購入する際には十分な確認が必要です。
というのも、例えば手数料が2%だとすると、毎月1万円ずつ10年間積立投資した場合には、手数料は合計で2万4000円になります。なんと2ヶ月分の積立金よりも大きいことになってしまうんですよ!
ということは、それだけのマイナスを背負ってのスタートになると言うことです。
積立投資の目的は自分の資産を増やすことです。それなのにマイナスからのスタートというのはなんとも嫌な感じですよね。
ですので、私がお勧めするのは売買手数料がゼロのノーロードという投資信託です。
積立投資の成功の秘訣はネット証券でノーロードのインデックスファンドを選ぶ事
銀行や証券会社でもこのノーロードの投資信託を扱う金融機関が増えてきました。有名どころのネット証券会社ではどこもノーロードの投資信託を扱っています。
売買手数料も含め、手数料というのは将来にわたって必ずリターン(儲け)を引き下げます。手数料分リターンが大きくなるなんてことはありません。
購入した金融商品がこれから値上がりするかどうかは誰にも分かりませんが、手数料分リターンが少なくなるというのは誰でもイメージ出来るでしょう。
投資期間が長期になりますから、リターンを引き下げる要因になる物は可能な限り排除できると将来幸せになれますね。
積立投資は、ネット証券でノーロードの投資信託(インデックスファンド)を積み立てる。
これが最善の方法だと私は思います。
関連ページ
- 積立投資のコスト(信託報酬・手数料)はリターンに直結する重要事項
- 積立投資は長期で信託報酬が安いETFやインデックスファンドをコツコツと積み立てていく投資方法です。その投資期間が長期になればなるほど、ほんのわずかなコストの差が大きなリターンの差になってくるのでコストは積立投資の重要事項です。
- 積立投資と税金との関係性。非課税のNISAを利用するのも有効!
- 積立投資に限らず、何らかの利益が出た場合に気をつけなければいけないのが税金です。積立投資も例に漏れず、利益が出た場合には税金を支払う必要があります。積立投資と税金の関係と、利益が一部非課税になるNISAの利用について説明します。
- 積立投資に使えてとても相性が良いインデックスファンドって何?
- 積立投資はETFやインデックスファンドを毎月一定額積み立ててコツコツと資産を作り上げていく投資方法です。では、その積立投資に使われるインデックスファンドとはどんな物なのでしょうか?積立投資に使えるのかどうか考えます。
- 積立投資と相性の良いインデックスファンドが連動している指数
- 積立投資はETFやインデックスファンドを毎月一定額購入して資産を作り上げていく投資方法です。そのインデックスファンドやETFは市場の株価等に連動するように運用されていますが、連動する元になっている指数について説明します。
- 積立投資で使うインデックスファンドとETFのメリット・デメリット
- 積立投資はインデックスファンドやETFを毎月一定額購入してコツコツと資産を作り上げていく投資方法です。そのインデックスファンドとETF、どちらも投資信託の一種なのですがそれぞれメリット・デメリットがあります。その違いをまとめてみました。
- インデックスファンドで投資をする際の手数料で知っておきたい事
- 積立投資は毎月一定額インデックスファンドやETFを積み立ててコツコツと資産を作り上げていく投資方法です。そのため投資期間は長期になりほんの少しのコストの違いが後に大きな差となって現れます。積立投資を実践する上でのコストについてまとめてみました。
- ETFで積立投資をするなら価格を知ろう!ETFの価格の調べ方
- 積立投資にはインデックスファンドや信託報酬が安いETFを利用するのがいいでしょう。ETFはインデックスファンドと違って購入する際に希望の金額を指定しなければなりません。ETFの価格の調べ方とETFの価格について説明します。
- 積立投資の利益に確実に影響する、ETFのコスト・手数料について
- 積立投資はインデックスファンドやETFを毎月一定額購入して資産を作り上げていくのが一般的です。積立投資は長期の投資を前提にしていますが長期にればなるほど信託報酬などのコスト・手数料がリターンに影響してきます。ETFのコスト手数料について説明します。
- 積立投資ではまだ先のことだけど、ETFの売却益と特定口座に関して
- 積立投資はETFやインデックスファンドを毎月一定額積み立てていく投資方法ですが、いずれは積み上げたETFを売却して使うことになります。もし売却益が出ていた場合は税金を払うことになりますがその売却益と特定口座について説明します。
- ETFの一つリンク債型ETF(ETN)って何?積立投資には不要?
- 積立投資では、インデックスファンドや信託報酬が安いETFを使って積立を行いますが、ETFの中にはリンク債ETF(ETN)というのもあります。普通のETFと何が違うのかまとめてみますが、積立投資では特に使わなくてもいい金融商品かなと思います。
- 積立投資に掛かる税金は?確定申告が必要な場合もあります
- 積立投資は初心者にとっても上級者にとっても最適な投資方法です。しかし、初心者にとってちょっと心配なのが税金の問題。利益が出たときには税金を払う必要がありますがどんな税金がかかるのでしょうか?