NISAで何を買うか決めるときのポイントは？配当を狙うのもあり？

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NISA口座で何を買うことができるかは口座を開設した銀行や証券会社など金融機関によって異なります。

 

金融機関ごとに取り扱う銘柄は異なりますし手数料なども変わるため、どのような種類の銘柄で取引したいのかが最初に分かっている場合には、その銘柄を取り扱っている金融機関に口座を開設する必要があります。

 

そうなると、NISAで何を買えばいいのか？と言うことが気になりますよね？

 

そのポイントを考えてみたいと思います。

NISAだろうが、NISAを使わない通常の積立投資であろうが、私は基本的に売買手数料が無料で、信託報酬が安い低コストのインデックスファンドで積立投資をするのがおすすめだと思っています。

 

NISAでもこのやり方がおすすめには違いないですが、NISAでは価格変動による取引益に加えて配当金や分配金なども非課税の対象となりますから、銘柄の中でも配当金や分配金があるものを選ぶのも一つの手です。

 

一般的な株取引ではこうした配当金にも税金がかかりますが、非課税対象となるNISA口座なら受け取った配当金には税金がかからずそのまま手元に残ることになります。

 

高配当が期待出来る企業の銘柄や、高配当の銘柄にまとめて投資できる投資信託もありますので、そういう銘柄を買うのもオススメです。

 

 

ただ、個人的にはやはりメインは低コストのインデックスファンドで投資しておいて、全体の何割かをこういった配当狙いのものに投資するのがいいと思います。

 

ちょっと変わった、サテライト投資のような感じに捉えておくといいと思います。

NISAを使う上で、一つ注意しておきたいポイントがあります。

 

NISAでは毎年120万円までの購入枠が与えられています。

 

この購入枠は1度使うとその後は使うことができないため、購入して売却してしまうとその後は口座にお金が残っていても購入枠を使い果たしてしまったということになるので、何も取引できなくなってしまいます。

 

120万円の購入枠は非課税対象期間の5年間は毎年120万円ずつ拡大されていきますが、それでも購入枠は1度使ったら終わりということなので注意しましょう。

 

 

例えば、特定の銘柄を10万円で購入し、20万円に価格が上がったから一度手放して、もう一度同じ銘柄を10万円分を購入するということも、NISA口座においては10万円を最初に購入し、2回目にさらに10万円を購入したというカウントになり、同じ銘柄を購入したのにもかかわらず20万円分の購入枠を使ってしまったという計算になります。

 

 

デイトレなど、細かい取引を何回もしたいという投資家にとっては、NISAはあまりお勧めではありませんね。

 

短期間の取引ではなく、中長期にわたって安定した利益が出るような取引ができる投資信託を使った投資がメインになります。

 

ただ、NISAも通常の投資同様、どの商品でも銀行の預金口座のように元本保証されているというわけではないという点は覚えておきましょう。

 

価格の変動によっては、元本よりも価格が下がって損失が出たまま非課税期間を終えることも十分にあり得るのです。

 

投資は自己責任で、ということです。

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