NISAの投資可能額は、年間120万円まで!これで少額ですって・・・
NISAは少額投資非課税制度といいますが、「少額」という名前が付いているとおり、口座を開設しても非課税となる金額の上限は少額の120万円までとなっています。
まぁ、120万円でも私にとっては少額ではありませんが。(笑)
証券会社などで口座を開設できますが、投資できる金額は120万円を超えることができません。
まとまった資金を持っているからと言って120万円の口座を複数開設したり、上限を超えた金額での投資はNGとなっています。
ただし、この制度を上手に活用して多額の資金を上手に運用することは可能です。
NISAの年間投資可能額は100万円から120万円に変更になりました!月10万円と考えるとキリがいい!
NISAでは、1つの口座につき投資できる金額は年間120万円までとなっていますが、年をずらせば翌年には再び120万円、その次の年にはさらに120万円を投資することができます。
ちなみに、年間120万円という上限は2016年に変更されたもので、それまでは年間100万円までの投資と決められていました。
しかし、年間100万円だと積み立てで投資をしている人にとっては、毎月83,333円と非常にキリの悪い数字となってしまい、不満を抱えていた人は多かったようです。
こういう細かいところを気にするのは日本人だからなのでしょうか?私もキリのいい数字の方が気持ちがいいですが。
2016年に入って年間の投資上限が120万円までにアップしたことで、積み立てをしている人なら毎月10万円と分かりやすい数字になりました。
また、この投資額の上限がアップしたことによって、非課税期間の間にいくらまで貯めることができるかという金額も大きな差が出ています。
2015年までは年間100万円までの投資でしたから、非課税期間の5年間の間に毎年100万円ずつを投資すれば合計500万円の投資が可能となります。
しかし2016年に入ってからは年間120万円となっているので、非課税期間5年間では合計600万円まで非課税で利益を運用することができます。
この100万円の差はとても大きく、たくさんの投資家からは高く評価されている変更点となっています。
NISAはこれからも制度が改善されていく感じがしますよ!まずは、ジュニアNISAと積立NISA!
NISAの口座を持っている投資家の中には、もっと投資枠を拡大して欲しいという強い要望があるようですが、もしかしたら今後少しずつ投資枠の上限が拡大されていくかもしれませんね。
なお、もともとは成人を対象とした投資口座でしたが、2016年からは未成年を対象とした少額投資口座の子供用NISA口座であるジュニアNISAも創設されました。
そのため、子供の教育費を投資で増やそうという家庭が増えそうですし、投資の利益を非課税で運用することが当たり前という時代もやってくるかもしれませんね。
また、今後、年間投資額60万円で20年の非課税期間をもつ、積立NISAなるものも検討されているようです。
こちらは、月5万円で年間60万円という計算ですね。
投資金額からすると、こっち方が現実味があるかな~という感じですが、投資家にとっていい制度が増えてくるといいですね。
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