NISAでもETFのコスト安は十分なメリットになります

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NISAの制度を利用するに当たり金融商品を選ぶ事になりますが、インデックスファンドと並んでおすすめできるのはETFです。

 

ETFは上場投資信託と言われるように、普通の株式と同様に売買が出来る投資信託です。

 

 

ETFのメリットはなんと言ってもその信託報酬の安さ

 

信託報酬は、購入して保持している間ずっと引かれ続ける手数料のようなものですが、この手数料が通常の投資信託であるインデックスファンドと比べて安いことが多い。

 

最近は、信託報酬がETF並に安いインデックスファンドも続々と登場してきていますが、まだまだETFの方がコスト的に安いことが多いです。

 

そんなコストが安いETFを保有することは、NISAを利用する・しないにかかわらずとても理にかなっている良い投資方法だと思います。

 

おすすめですよ!


NISAでETFを頻繁に売買するのは完全なデメリット。ETFは持ち続けること!

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しかし、NISAでETFを使う場合は、ちょっと注意が必要かも知れません。

 

それは、NISAの非課税枠についてです。

 

NISAでは、年120万円まで購入した金融商品に関して利益が非課税になる制度です。

 

しかし、一度売却した金融商品に関しては、非課税枠は元には戻らないのです。

 

 

極端な例をあげると、120万円分のAインデックスファンドを購入して、Aインデックスファンドを全て売ります。
そして、Bインデックスファンドを120万円分購入したとしても、Bインデックスファンドには一切非課税枠は適用されません。

 

NISAで購入していた金融商品を売っても、非課税枠は元に戻らないのですね。

 

 

例では、インデックスファンドを出しましたが、これはETFでも同じ事です。

 

ETFは通常の株式と同じように一日に何度も売買することが出来ます。

 

しかし、購入したETFを売る度にNISAの非課税枠は減っていくため、最終的にNISAの非課税枠の恩恵にあずかれる金額が少なくなってしまいます。

 

インデックスファンドは一日に一度しか売買出来ないためこういうことは心配しなくても良いと思いますが、ETFだとついついこんなことも起きてしまうかも知れません。

 

ですので、NISAでETFを使う場合には頻繁な売買はせずに、一度買ったらNISAの非課税期間が終了する5年後まで一切売らない、そんな気持ちでいるといいと思います。

 

 

まぁ、これは、NISAに限ったことではないですね。

 

通常の積立投資でも、頻繁な売買をするよりは、一度買ったらずっと持ち続けるぐらいの方がいい結果が出ると思います。


NISAでETFを使う場合は頻繁な売買はNG!手数料が掛かりますよ!

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また、これは証券会社によっても違いますが、ETFの売買手数料もバカにならない場合が多いと思います。

 

インデックスファンドの場合は、ノーロードと行って売買手数料が無料の場合がほとんどですが、ETFを売買する際には売買手数料が掛かってしまうことがほとんどでしょう。

 

せっかく信託報酬が安いメリットを利用しようとしているのに、売買手数料でそのメリットが吹っ飛んでしまうため、頻繁な売買はNISAには全く向きません。

 

 

証券会社によっては、ETFの売買手数料が無料になったりする事もありますが、それでもNISAの非課税枠がなくなってしまうことには変わりないので、やはり頻繁な売買はおすすめできません。

 

NISAでETFを扱うのであれば、バイ・アンド・ホールド、これです。

 

そうすれば、ETF、NISA、両方のメリットに預かることが出来るでしょう。


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