積立投資で利用できる金融商品にはどんなものがある？
積立投資は今や色々な金融機関で実施することが出来ます。
証券会社はもちろん、ネット販売に特化したネット証券会社、銀行や郵便局でも実施することができてしまいます。
色々な金融機関で実施できてしまう積立投資ですが、その積立投資で利用できる金融商品もまたいろいろなものがあります。
一番多いのは、投資信託を利用した積立投資でしょうか。投資信託と言っても、もう少し細かく種類を分けることが出来ます。
ここでは、投資信託の一種である「インデックスファンド」と「ETF」を紹介してみたいと思います。
積立投資には一番向いている金融商品。インデックスファンド。
まず、積立投資で利用する金融商品として一番代表的なのが投資信託ですね。投資信託という言葉はこれから積立投資を始めようとしている方も聞いたことがあるかもしれません。
その投資信託の中でも積立投資に向いているのはインデックスファンドという金融商品です。
ファンドとは投資信託のことです。つまり、インデックス投資信託という事になるのですが、インデックスとは何でしょうか？
インデックスとは、ある指標の事を指します。日本人にとって一番なじみ深い指数は日経平均株価でしょうか？経済ニュースを見れば、「今日の日経平均株価は・・・」なんて必ずやっているので、おそらく一度は聞いたことがあるんじゃないかと思います。
この日経平均株価はインデックスの一つです。
このほかにもTOPIX（トピックス）という言葉も聞いたことがあるかもしれません。このTOPIXは東証株価指数といって、これもインデックスの一つです。
このように、インデックスは株価などの「指標」の事を言います。
そして、インデックスファンドとは、このインデックスと同じ値動きをする投資信託のことをいいます。
つまり、日経平均株価が上昇すれば、日経平均株価のインデックスファンドも上昇し、下落すれば、日経平均株価のインデックスファンドも下落する、そういう投資信託のことをいいます。
購入したインデックスファンドが参考にしているインデックスを見ていればある程度運用成績も解りますし、手数料もあまり取られない金融商品ですので、これから積立投資を始めようとしている方にとってはお勧めの金融商品だと思います。
インデックスファンドよりも手数料が安いのが魅力。ETF。
私は、積立投資にはインデックスファンドが一番向いていると思います。
ただ、多少の手間を惜しまないのであれば、ETFという非常に優れた金融商品も存在します。
ETFは、Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託といいます。商品名に投資信託が入っているとおり投資信託の一種で、一般的な株と同じように株式市場に上場されている投資信託のことをいいます。
ETFの特徴としては、インデックスファンドに非常に似ていて、ある指数に連動した運用を行っています。これは,インデックスファンドと同じですね。
つまり、インデックスファンドと同じように、日経平均株価に連動するETFもあれば、TOPIXに連動するETFもあります。そのほかに、ニュースに出てくるETFとしては、金（Gold）や原油の価格に連動したETFなんかもあります。
積立投資に一般的に使われるのは、日経平均株価など株の値段に連動するETFだと思います。
もう一つ、ETFの特徴としては、インデックスファンドよりも手数料が安く、長期で積立投資を行うのであれば非常に向いていると言うことです。
ただし、インデックスファンドが購入する金額を自由に決められるのに対し、ETFは株式市場に上場されているため、普通の株と同じように株数単位の購入になってしまいます。その為、希望する金額ぴったりに購入することはできません。
希望する金額よりもちょっと多くなるか、ちょっと少なくなってしまいます。
こういうデメリットもあるので、これから積立投資を始めようとしている方には、インデックスファンドをお勧めしておきます。自分で決めた金額分をきっちりと購入できますので、積立投資の計画が立てやすくなりますよ。
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