一度に資産を失わないためにも積立投資では分散投資を考えましょう!
これから積立投資を始めようとしてる方は、おそらく低コストのインデックスファンドをメインで使用することになると思います。
インデックスファンドを使った積立投資では、いかにリスクをコントロールしていくかという点が大事になってきます。
ここで言うリスクという言葉は危険という意味ではありません。将来の値動きの大きさを表しています。
つまりリスクが大きいということは、大きく儲かる可能性も大きいですが、大きく損をする可能性も大きいということです。
積立投資においてこのリスクを小さくするためには、投資をする対象を分散させることがとても大切です。
資産を1つの投資先に集中して投資している場合、その投資に失敗してしまうとすべてを失ってしまうことになります。
しかし、投資対象を分散させていれば、1つの対象で損失を出したとしても別の部分で収益を出すことも可能です。
つまり、一気に資産を失ってしまうという最悪のケースを防ぐためにも、投資先を分散させるのは必須だということです。
良く、カゴに盛った卵でたとえられますね。一つのカゴに卵を盛っておくと落とした際に全ての卵が割れてします。なので卵を入れるカゴを分けましょうと。
インデックスファンドを使って分散投資を考えてみましょう
そんな分散投資を行いやすいのがインデックスファンドなんです。
インデックスファンドはそのインデックスファンドを購入することによって、何千という企業に一度に投資することが出来てしまいます。
例えば、日本のTOPIXに連動するインデックスファンドを購入すると東証一部に上場している企業に全て投資することになります。
個人で東証一部の全銘柄の個別株式を購入することは可能でしょうか?ものすごく資金があれば可能なのでしょうが一般の人には無理ですよね?
つまり、TOPIXに連動するインデックスファンドを買うことによって日本の株式全体に分散投資していることになります。
インデックスファンドを使って投資できるのは日本だけではありません。世界中に投資するインデックスファンドが存在します。
さらには株式だけではなく債券や不動産など幅広く投資することが出来るようになっています。
それだけ投資先を分散させることが出来るため、インデックスファンドを使うと分散投資が非常に楽になるのです。
また、積立投資では毎月コツコツと資産を積み上げていくことになりますので、投資する時間も分散することになります。
実は、コツコツと毎月積立投資する方法と、一気に一括投資する方法ではリスクとしては変わりません。(危険という意味ではありませんよ)
積立投資は一括投資と比べて損でも特でもないということです。
ですので理想としては投資に投入できる資金を一気に投入してしまって、それ以降は毎月コツコツと分散投資するというやり方が良いと言うことになります。
ただし、リスク的には変わらなくても一気に一括投資すると言うことは精神的に心配になってしまって投資が嫌になってしまうかもしれませんね。
そういう精神的な支えとして積立投資は有効だと思います。
これから積立投資を始める方にはぜひ投資を続けていって欲しいので、ある程度資金がある方もとりあえずは毎月コツコツの積立投資から始めた方がいいと思います。
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