証券会社の口座には特定口座と一般口座の2種類がありますが特定口座がおすすめですよ！
積立投資を始めるには、証券会社で投資専用の証券口座を開設する必要があります。
普段銀行で使用している給与や公共料金支払い用の口座、小遣い用の口座とは違う口座です。
役割としては、株や投資信託の資産帳簿となる口座です。
これから投資を始めようとしているあなたは、もしかすると証券会社で口座を開設するという作業でつまずいてしまうかもしれません。
証券会社で開設できる講座には、「特定口座」と「一般口座」という2種類の口座があります。
私は、特定口座を選択することをお勧めしますが、それぞれの特徴を挙げてみますので新しく口座を開設する際の参考にして下さい。
特定口座には源泉徴収のあり・なしを選択しますが、源泉徴収ありを選択しましょう！
まず、特定口座についてです。
特定口座は、個人投資家の申告や納税の手続きを簡素化するために導入されたもので、積立投資を始めるために証券会社で証券口座を開設する際は主に特定口座を選ぶ事になります。
特定口座を選ぶと納税などの作業が格段に楽になりますので、これから投資を始めようとしているあなたは迷わず特定口座を開設することをおすすめします。
特定口座を選んだ場合、もう一つ選択しなければならないことがあります。それは、源泉徴収のあり・なしです。
また、聞き慣れない言葉が出てきましたね。
特定口座の源泉徴収ありを選ぶと、積立投資を実施していく上で利益が発生した場合に、払うべき税金を証券会社が自動的に計算して納めてくれます。ですので、特定口座の源泉徴収ありはとってもらくちんなのです。
反対に、特定口座の源泉徴収なしを選ぶと、税金を払う必要がある場合、自分で必要な税額を計算して確定申告をする必要があります。
積立投資の本来の目的は資産を増やすことであって、税金などの計算に手間をかけることではないはずです。
ですので、私は、特定口座の源泉徴収ありを選択して税金の心配を無くしてしまって、資産を積み立てるという行動に専念できた方がいいと思います。
もちろん、積立投資を行っていく上で税金に関しても詳しくなりたい！なんて動機があるのであれば、特定口座の源泉徴収なしを選択して自分で確定申告を行うのもアリだと思います。
が、まずは、特定口座の源泉徴収ありを選択しましょう！
一般口座というものもありますがこれから積立投資を始めるにあたって選択する理由は特にないです
次に、もう一つの一般口座についてです。
一般口座は、特定口座の源泉徴収なしと似ていて、必要な税金を自分で計算して確定申告をする必要があります。
特定口座の源泉徴収なしと違うのは、年間の取引を全て自分で計算して記録しなければならないことです。
実は、特定口座の源泉徴収なしは、年間の取引と収支に関しては証券会社が計算してくれて、結果を教えてくれます。
そして、その結果をもとに確定申告をして税金を払えば良いのですが、一般口座では、この年間の取引と収支も自分で計算しなければなりません。
と、一般口座では、特定口座の源泉徴収なしにも増して面倒なことが多い口座になっています。
これから積立投資を始めようとしているあなたにとっては、選択する理由はないと思います。
素直に、特定口座の源泉徴収ありを選択してしまいましょう！
積立投資は特定口座の源泉徴収ありを選んでらくちんにやっていきましょう！
といった感じで簡単に説明しましたが、積立投資の本来の目的はらくちんに投資を行うことにあると思っています。
それなのに、確定申告という面倒な作業に時間を取られては本末転倒だと思いますので、私は、特定口座の源泉徴収ありを選ぶ事をおすすめします。
投資は、らくちん積立投資でやっていきましょう！
関連ページ
- 積立投資で購入するインデックスファンドとETF。金融商品を紹介。
- 積立投資は、決まった金融商品を毎月一定額購入し積み立てていく投資方法です。積立投資で購入できる金融商品にはインデックスファンドやETFなど、様々なものがあります。その中でも積立投資で利用できる金融商品を紹介します！
- 積立投資はいくらから始められる？最低500円あれば投資可能！
- 投資という言葉を聞くと、何十万円も資金が必要だと思っている方はいらっしゃいませんか？もちろん普通の株を買うとなるとそれくらいかかるのですが、インデックスファンドやETFを利用した積立投資なら500円から投資可能なのですよ！
- 積立投資に向いていない人。気が短い人はあせらずにいきましょう！
- 積立投資という投資方法は、一度投資する仕組みを作ってしまえばあとはほったらかしに出来るらくちんな投資方法です。逆に、頻繁に売り買いしたくなるような気が短い人にはちょっと向いていないかもしれません。そんな人はあせらず気長にいきましょう！
- 積立投資のリバランスの方法について知っておきたい事
- 積立投資はETFやインデックスファンドを毎月一定額、一定の割合で購入して積み立てていきます。積立投資を行っていくうちにそのバランスが崩れてしまうときが有りそのバランスを元に戻すのがリバランスです。リバランスの方法についてまとめました。
- 積立投資中にピンポイントで投資する。スポット投資って何？
- 積立投資はインデックスファンドやETFを毎月一定額購入して資産を形成していく投資方法です。定期的な積立以外のタイミングで投資するピンポイント投資、スポット投資について説明します。
- 積立投資を始めるのに適したタイミングは？どんな時が始め時？
- 積立投資は毎月一定額インデックスファンドやETFを購入し積み立てていく投資方法です。しかし、積立投資を始めるタイミングによっては損をする事もあるでしょう。積立投資を始めるのに適したタイミングはいつなのか？どんなときが始め時なのか説明します。
- 積立投資に関する相談を行う前に自分で投資の勉強をしよう！
- 積立投資に限らず何かを行う前には勉強して知識を得ることが必要です。積立投資においては証券会社や銀行など一見すると投資に対して相談できそうなところはありますが、まずは自分でネットや書籍で投資に関する勉強をして投資に関する知識を得ることが必要です。
- 積立投資の始め方。金融機関の相談窓口には行かない方がよい？
- 積立投資に限らず何かを始める際には誰かに相談したくなるものです。積立投資においても金融商品を扱っている証券会社や銀行に相談するという手があります。しかし、都合の悪い商品を売りつけられる可能性があるのである程度は自分で調べて勉強したいものです。
- インデックスファンドを使った積立投資で分散投資を考えてみよう
- 積立投資でメインで使用することになるのはおそらく低コストのインデックスファンドです。インデックスファンドを使うことで世界中の色々な投資先に投資を行うことが出来ます。その際、分散投資についても考えてみましょう。
- 積立投資におけるインデックスファンドの売却方法
- 積立投資ではインデックスファンドや信託報酬が安いETFを積み立てて資産を作り上げていきますが、最終的には積み立てた資産を売却して得たお金を使うことに意味があります。ここでは資産の売却について説明します。
- 積立投資におけるETFの売買方法や売買時間など注意事項について
- 積立投資ではインデックスファンドやETFを積立に使用しますがインデックスファンドは一日に一回しか購入できず金額を指定して購入するのに対して、ETFを購入する際には基本的に個別の株式と同様の方法で売買を行います。
- 個別株だけでは無く、ETFも使って世界の資産に分散投資しよう！
- これから投資をやってみようと思っているあなた。投資という言葉を聞くとどうしてもトヨタやNTTなどの個別株式を思い浮かべると思いますが、世の中にはもっと簡単に分散投資できるETFという金融商品があります。そのETFについて説明します。
- 積立投資に必須の金融商品！投資信託の選び方、買い方！
- これから積立投資を始めるには、おそらくインデックスファンドなどの投資信託を毎月積み立てていくことになるでしょう。その投資信託の賢い選び方、買い方を考えてみます！
- 積立投資において毎月分配型の投資信託を買ってはいけない理由
- 積立投資では投資信託を毎月積み立てて資産を積み上げていきますが、その投資信託の中に毎月分配型の投資信託という物があります。資産を作り上げていくという意味では通常の投資信託よりも不利な面があるため、長期の投資では選ばない方が無難です。
- ETFを使った積立投資。投資信託からETFへのリレー投資とは？
- 積立投資はインデックスファンドを毎月購入して資産を積み上げてくのが基本的なやり方です。このやり方で完結してしまっても良いのですが、積立の途中でより信託報酬が安いETFに乗り換える投資方法もあるのです。
- 積立投資を始める時の投資信託の選び方はこれがおすすめ！
- 積立投資はインデックスファンドを初めとする投資信託を毎月積み立てていく投資方法です。しかし何千種類もある投資信託の中からどれを選べばいいか迷ってしまいますよね？そこで、おすすめの投資信託の選び方を考えてみます。
- 積立投資の成否を決める！アセットアロケーションを考えよう！
- 積立投資に限らず、投資で大切なのは一箇所に集中して投資するのではなく、投資先を分散させることです。資産をどこにどれだけの割合で分散させるかがアセットアロケーションです。投資の成功はアセットアロケーションで決まる！ぐらい大切なことです。
- これからの積立投資のやり方とポイントは？
- 積立投資はこれから長い間続いていく投資方法です。過去、現在、未来、積立投資のやり方は変わらないのでしょうか？これからの積立投資のやり方とポイントを説明します！
- 積立投資のファンドは過去の実績よりもコストが大事！
- 積立投資では主にインデックスファンドなどの投資信託を利用しますが、どうしても過去の実績に捕らわれてファンドを選んでしまうかもしれません。しかし、本当に大事なのは過去の実績ではなくコストなのです！
もっと上位のランキングへ