少ない金額で気軽に購入できる積立投資信託
最も少ない資金で購入できる金融商品のひとつが積立投資信託です。
資産の運用として銀行に預ける積立定期預金のように、毎月自動的に同じ投資信託に同じ金額を投資していくものです。
金融商品というとまだ日本人のなかには良くないイメージを持っている人もいるかもしれませんが、将来に向けてコツコツと預金するのと同じような感覚で気軽にリスクを抑えながら投資を行うことができるのが積立投資です。
投資環境がよくなって積立投資では500円から投資が可能！
昨今の積立投資の環境が整う前までの投資信託は、通常は1万円以上ぐらいから購入できるものでした。
積立投資信託の値段が下がっていたとしても通常は5000円以上必要になることが多かったです。
月に5000円は人によっては毎月支払うのはきついと思える金額かもしれません。その一方で、積立投資の最低投資額は月に500円です。年間で6000円で可能です。
投資はお金持ちの人のやるものというイメージは根強いものがありますが、積立投資は500円から始めることができます。
ネットの証券会社を利用すれば、最初に自動購入の設定をして、毎月どの程度の金額を購入するか決めるだけで始められます。
あとは放置しておいて構いません。（証券口座にお金は入れておいて下さいね）
毎月決まった日に注文が出されて、それから数日ほどで受け渡されます。
これから株価が上がるのか下がるのかは誰にも分からない
積立投資は毎月500円という少額からでも始められるという点のほか、買いタイミングの分散ができるという利点があります。
投資では何をどのタイミングでどの程度購入するかという3つが重要とされています。特に買いタイミングの見きわめは非常に難しいとされています。
今が一番だと思ったときに持っている資金の大半を投入したとして、その直後にリーマンショックや大災害などの想定外の事態に巻き込まれたらその投資は大きくつまずくことになります。
最もよい買いタイミングはいつかということは投資をするときには分かりません。買いタイミングは運用成績を左右する重大な要素ですが、判断が非常に難しいものです。
資産を失ったのに、それを不運と片付けるわけにもいきません。
このタイミングの問題を積立投資は解決してくれます。投資するタイミングはまったく考慮せず、機械的に毎月購入するからです。毎月同じ日に購入することでタイミングの分散ができます。
これから上がるのか下がるのか誰にも分からないのですから、毎月決まった日に決まった金額を購入する積立投資が、これから投資を始めるあなたにはおすすめです。
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