積立投資と一括投資。投資方法の違いは?

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これから投資を始めようとしているみなさん。投資方法には色々ありますが、大きく分けて二つの投資方法があります。

 

それが、積立投資と一括投資です。

 

その名前から想像できるとおり、少しずつ投資をするか一度に投資をするかの違いなのですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

 

ここでは積立投資と一括投資の違いについて、メリットとデメリットなども合わせて考えてみたいと思います。


一括投資は短期に資金を集中して投資。まとまった資金が必要。

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まず一括投資ですが、これは毎月コツコツと金融商品を購入していく積立投資とは違って、投資可能な金額を目一杯使って金融商品を一括で購入する投資方法です。

 

ある会社の株を資金の許す限り目一杯買ってしまう、こんなパターンが一括投資としては分かりやすい例でしょうか?

 

積立投資という言葉が普及してきたとはいえ、「投資」と聞くとこちらの一括投資のやり方をイメージされる方が多いような気がします。

 

 

一括投資のメリットといえば、比較的短期で利益を出しやすいということでしょうか。

 

資金を目一杯使って投資をしているので、金融商品を購入してから価格が上がればその分一気に利益をあげることが出来ます。

 

デメリットとしてはその逆で、金融商品を購入してから価格が下がれば一気に損が発生してしまう可能性があります。

 

つまり、短期で考えた場合、大きく儲ける可能性も高いですが大きく損をする可能性も高い投資方法ということが言えます。

 

 

デメリットばかりではないので、一括投資が完全にダメかというとそうは思いません。

 

ただし、一括投資をする場合でも投資先は分散させることを心がけましょう。上の例のように一社だけの株を買うのではなく、複数の、しかも業種まで分散しながら購入できるといいですね。

 

このような株をベースにした投資を考えた場合、複数の会社の株を買うとなるとそれなりの資金が必要になってしまいます。

 

そこで、インデックスファンドやETFなど、あらかじめ投資先が分散されている金融商品を買うのもいいと思います。自分で分散させる必要がないですからね。

 

一括投資を行う場合でも、投資先の分散だけは忘れないようにしましょう!


積立投資は長期で積立。コツコツ資産を増やしていく。

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一括投資に対する積立投資は、毎月一定額金商品を購入しながら投資をしていく方法です。

 

最近は積立投資という言葉も以前より良く聞くようになりました。イメージ的には銀行の積立預金の投資版という感じなのですが、まだまだ投資を積み立てることが出来ると知っている方は少ないのではないでしょうか?

 

 

積立投資のメリットとしては、少ない金額で投資を始められるということがあります。

 

金融商品を購入する金融機関にもよるのですが、これから投資を始めようとされているみなさんがおそらくメインで使うであろうネット証券会社などは500円から積立投資が出来てしまいます。

 

500円ってすごいですよね。子供のお小遣い程度の金額でも投資を始められてしまうわけです。

 

この少ない資金で投資を始められるということが最大のメリットだと思います。

 

また、毎月少しずつ金融商品を購入していきますので、一気に損をする可能性が低いということもメリットです。

 

投資を始めた頃はどうしても損得が気になってしまい他の仕事などがおろそかになってしまう方がいらっしゃいます。そんなことばかりを考えていると、投資を続けることが出来なくなってしまうかもしれません。

 

しかし、積立投資で毎月少しずつ金融商品を購入していくのであれば、一度に損をする額も少なくて済むため損得が気になる方も続けやすいのではないかと思います。

 

投資は続けてナンボだと思いますよ。

 

 

デメリットはメリットの逆で、資金を少しずつ投入していくので一気に損をする可能性は低いのですが、逆に一気に儲ける可能性も低くなってしまいます

 

こればかりは、メリットとデメリットのトレードオフですね。自分に合った投資方法を選択するしかないと思います。

 

ただし、一括投資と積立投資を組み合わせて実施するというのもいいと思います。

 

例えば、今投資に回せる資金で一括投資をしてしまって、その後は毎月の給料から一定額を投資に回して積立投資を行っていく。サラリーマンの方などはこの投資方法になるのではないでしょうか?

 

私は、まさにこの方法で投資をしています。投資を始めたときにある程度の金融商品を購入し、現在は毎月の給料から積立投資を行っています。

 

一括投資も積立投資もメリット・デメリットがありますし、どちらが正解ということもないです。

 

自分の投資に回せる資金の状態や損得の考え方などで投資方法を決めるのがいいと思いますよ。


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