インデックスファンドを使った積立投資が向いていない人はどんな人?
インデックスファンドを使った積立投資は、個別の株式投資よりはリスクが小さい投資方法です。
ここで言うリスクとは、投資した結果の振れ幅の大きさのことをいっています。つまり、リスクが小さいということは大きく儲かる可能性は低いけれど大きく損をする可能性も低いということです。
あくまで、個別の株式投資と比べてですよ。
しかし、リスクが小さいということはリターンも少ないということなので、これから将来の資産を作ったり、自分年金を作っていこうとしているみなさんにとっては悩ましい投資方法かもしれません。
本当にこの投資方法で大丈夫か?と思ってる方もいらっしゃるでしょう。
ここではインデックスファンドを使った積立投資に向いていない人はどんな人なのか?考えてみます。
短期で一気に大もうけ、頻繁な売買をしたい人には向かない?
まず向いていないと思いつくのは、長期的にコツコツと資産運用をしたいのではなく短期的に大きなリターンを得ようと考えている人です。
イメージ的には、何枚ものディスプレイの前で一日中株価をチェックしているデイトレーダーのようなイメージでしょうか?投資って、そういうイメージがありますよね?
インデックスファンドを使った積立投資は確実に資産が増やせるわけではありませんが、損失の額としては個別の株式への投資など他の投資方法と比較して少ないでしょう。
上でも触れましたが、その分リターンも低くなりますので短期で大きく資産を増やしたいと考える人には向きません。そういう方は個別株式中心で一括投資を行うような投資方法の方が向いていると思います。
もう1つ、インデックスファンドを使った積立投資に向かない人のイメージとしては短気な人ですかね。
インデックスファンドを使った積立投資は、毎月の積立作業を除けば基本的にほったらかしです。ほったらかしにしないといけないのです。
例えば、ある資産の調子が良いのでその資産に一点集中投資したくなったり、調子が悪くなってしまって怖くなりすぐに売っぱらってしまいそうになったり、こういう方はインデックスファンドを使った積立投資には向いていない思います。
そういう気持ちはわかるんですよ。ですが、そこをぐっとガマンしてほったらかしに出来る人が積立投資に向いている人なんじゃないかと思います。
インデックスファンドを使った積立投資では、自分が投資したい資産配分を決めたあとはひたすらその資産配分に則って積立をするのみです。
極端に言えば、口座にお金さえ入っていれば投資については忘れてしまっても良いです(笑)
そんな人の方が、気づいたら資産が積み上がっていて将来の年金がもいつの間にか形成されている、そんな感じになっているかもしれませんね。
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