積立投資で子供の教育費の準備をしよう

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私も子供を持つ親ですが、子供の高等教育にかかる学費は年々右肩上がりになっているようです。

 

一番お金がかからない小学校から大学までずっと公立という選択をしても、大学を卒業するまでに平均で679万円(2016年3月現在)と言われています。かなりの額になりますね。

 

それに加えて、参考書や教材、塾にかかる費用などを加えるとかなりの高額教育費となってしまいますね。家計に占める割合はかなりのものになるはずです。

 

 

小学校からずっと私立に行かせた場合には大学卒業までに平均2000万円近くかかると言われていて、私も含めた一般のサラリーマン家庭にはかなり高いハードルとなってしまいます。

 

これだけの金額がかかるのであれば、子供にはぜひ公立の学校に行って貰いたいところですが、そうもいかないことがあるでしょう。

 

教育費に莫大な費用が掛かることはこどもを持つ親なら多くが知っていることで、家庭では学資保険や積立投資などいろいろな方法で子供の教育費を捻出する工夫や努力をしているはずです。


払い戻し率が悪い学資保険は教育費の形成にはおすすめできません

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その教育費を作り上げる方法の一つに学資保険があります。

 

学資保険というのは教育にかかるための費用をコツコツ積み立てするのと同時に、親が死亡した場合には保険料の払い込みが免除され子供の学費が支給されるという生命保険と積立投資が一体になった保険商品です。

 

子供の教育費の形成には学資保険を選択している家庭は多いのではないでしょうか?

 

 

しかし、学費を貯めるという点では学資保険はあまりお勧めできません。

 

その理由ですが、子供が生まれたばかりの時に加入すると、実際に受け取りが開始するまでには18年間という長い年月がかかります。

 

その間には保険会社が倒産して保険契約そのものが破棄になってしまうリスクがありますし、18年間お金を自由に出来ないと言うこともあります。

 

そして、実際に18年間積み立てをしても、ほかの投資と比べても払い戻し率がかなり悪いため、あまり効率的ではないのです。


教育費をある程度増やしたいのであれば積立投資による教育費形成がおすすめ

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一方、積立投資という資産形成方法は、自分で積極的に積み立てをしながら、積み立てた分をプロに運用してもらうことで大きく増やせるという投資方法です。

 

ただし、積立投資と言っても投資の方法の一つに過ぎないためリスクはあります。必ずしも元本が保証されているというわけではないというデメリットがあります。

 

しかし、安全度が高いファンドを選んで投資を行ったり、債券のファンドに投資する割合を大きくしたりするなどの方法でリスクをおさえることができます。

 

元本が100%保証されていないのは困るという安全志向の人にとって、積立投資という方法で教育費を貯蓄するのは精神的なストレスが大きくなる可能性があるので無理におすすめはしません。

 

ですが、中長期の運用でまとまった利益を出したい人なら、積立投資を上手に活用することで子供の教育費を捻出することができるのではないでしょうか。

 

私としては、自分がどれだけ損しても大丈夫かと言うことを考えながら、積立投資による教育資金作りを行った方がいいのではないかと思っています。

 

 

それでも、学資保険が良いという方は払い戻しの利率は必ず確認して下さい。

 

18年も保険料を払い続けて払い戻し率が90%台なんて、バカみたいな学資保険もあります。

 

何の為に保険料を払い続けていたのか分からなくなりますので、必ず確認しましょう。


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