インデックスファンドはあらかじめ分散投資されている投資信託の一種
積立投資は、少額から投資ができるのが大きなメリットです。
ですが、投資と聞くとどうしても大量の資金が必要になると感じてしまいますよね?
確かに通常の株式に投資をすると一つの銘柄で安いもので数万円、高いものは数十万円もかかってしまいます。
とても大きな会社に投資しようとすると、50万円以上かかってしまうこともあります。
投資を始めようとしても、これだけ大きな資金が必要になってしまうと始めるに始められない状況になってしまいますよね?
そこで積立投資では、特定の個別銘柄に直接投資するのではなく、少額から購入できて様々な銘柄にあらかじめ分散投資されている投資信託を使って投資を行います。
そういった投資信託の種類のひとつにインデックスファンドというものがあります。
インデックスファンドは500円から分散投資ができる積立投資の最強の武器!
インデックスファンドは、何らかの基準となる指数(インデックス)と同じような値動きになるように運用されている投資信託の一種です。
指数(インデックス)に連動した値動きを目指している投資信託(ファンド)のため、「インデックスファンド」と呼ばれています。
基準となるインデックスとして有名なのは日経平均株価です。日経平均株価という言葉であれば、ニュースの経済コーナーで聞いたことがあると思います。
日経平均株価は、東京証券取引所の一部上場されている企業のうち225社分の株価を平均化したもので、経済指標としてもメディアによく取り上げられるもののひとつです。
そのほかには、TOPIXと呼ばれる東証株価指数や、ニューヨークダウ平均株価などもインデックスのひとつです。これらもよく聞きますよね。
たとえば日経平均株価と連動したインデックスファンドを一口購入すると、225社の株に少しずつ投資していることになります。
積立投資に限らず、投資では集中して投資するのではなく色々な銘柄に分散することが大切になりますが、225社分の株を購入するのにいくらかかるでしょうか?
インデックスファンドの中には500円から購入できるものもありますから、たった500円で225社に分散投資できるという考えてみるとすごいツールなんですよ。
積立投資にとってのインデックスファンドは、これがないと始まらないくらいとても大切なツールなのです。
積立投資にとっては、最強の武器ですね!