NISA口座開設には20歳の年齢制限があります

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投資で得た利益や配当金に対しての税金が非課税になるNISAは、銀行や証券会社などの金融機関で口座を開設することができます。

 

ただし、開設に際してはいくつかの条件があり、誰でも開設したければ開設できるというわけではありません。

 

 

まず年齢制限があり、口座を開設する年の1月1日で20歳になっていることが条件となっています。

 

開設時に20歳でも、その年の1月1日に19歳の場合には、残念ながら翌年まで待たなければいけません。

 

 

ただし、この点についてはジュニアNISAというものが登場しました。

 

こちらに関しては、20未満の方でも加入することが出来ます。

 

20歳未満の方にNISA口座を開く際には、保護者がジュニアNISAを利用するといいでしょう。


NISA口座を開設するためには住民票の提出が必要

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また、NISAは日本国内に住んでいる人を対象としているため、海外在住の人は日本人でも対象外となります。

 

 

NISA口座を開設する際には、住民票を提出しなければなりません。

 

日本人でなければいけないという条件は付いていないので、日本国内に住んでいて住民票を提出出来るなら外国人でも問題ありません。

 

ただし、取引を行う際には日本語の読み書きができることは必要になりますから、条件として決められているわけではありませんが、日本語の読み書きには精通していたほうが良いでしょう。

 

このブログを見ることができていれば問題ないですね。

 

 

住民票に関してですが、住民票を取得するためにはお金もかかりますし、自分が役所等へ出向かなければなりません。

 

すごく面倒ですよね?

 

そこで、住民票を証券会社側で取得してくれるサービスを行っている証券会社もあります。

 

例えば、SBI証券では「住民票取得代行サービス」と言う名でサービスを行ってくれていますが、期間限定のサービスだということですので、早めに申し込んでおいた方がいいかもしれませんね。


NISA口座を開設するには時間がかかるので必要なら早めの申し込みを!

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NISA口座を開設する場合には、まず証券口座を先に開設することになります。

 

証券口座はNISA口座とリンクすることになり、5年間の非課税対象期間がすぎた後には口座内の資産は全て証券口座に移管されることになります。

 

金融機関によっては証券口座と呼ばれていないこともあり、銀行の場合には特定口座と呼ばれることも多いですし、証券会社では一般口座と呼んでいることも多いようです。

 

 

銀行口座を開設する場合には、銀行の店舗やネットを使えば早ければその日のうちに口座を開設できます。

 

しかし、NISA口座の場合には、WEBで申し込んでも1週間ぐらいの期間がかかります。

 

証券口座と非課税口座を同時に申し込む場合にはもっと時間が掛かることになり、場合によっては1ヶ月程度かかってしまうこともあるようです。

 

なぜ時間が掛かるのかという理由ですが、この非課税口座は1年間に120万円の購入枠と制限されているだけでなくいくつもあちこちに開設することができないという制限もついていて、口座開設に当たっては税務署がその調査を行うためです。

 

申し込む側ががんばってもどうにもならない点ですので、なるべくNISA口座を開設したい方は、なるべく早く申し込むと言う方法しかないです。


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