NISAも浸透してきたし、手間がかからない積立投資がおすすめですよ

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積立投資は2014年にNISA(少額投資非課税制度)が発足して話題になっており、一般的にも少しずつ普及してきたかな?という感じがします。

 

投資というと、日本人のなかにはまだギャンブルの一種のようなイメージが強いかもしれませんね。

 

いわゆるデイトレーダーと呼ばれる株運用のプロのように、たくさんのモニターを前にしながら綱渡りのような曲芸的技術を必要とするものというイメージもひとり歩きしている状況があります。

 

私も投資と言えば一日中たくさんのディスプレイとにらめっこしていてとても大変なお金を稼ぐ方法、そんなイメージがありました。

 

投資はもっとらくちんにできるものなんだよということを分かってもらえたらなといつも思っています。


NISAでは月々500円から手間のかからない積立投資が可能

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積立投資は株のような金融商品ではありませんし、FXのようなゼロサムゲームの取引でもありません。もっと手軽に投資を始めることのできる金融商品です。

 

投資は、実は普通のサラリーマンでも間接的に行っています。

 

サラリーマンの給料からは毎月、年金保険料が天引きされていますよね?これは国が投資で運用して将来の年金を確保しようとしているものです。

 

積立投資は、この運用を自分でやるということです。

 

毎月決まった額を少しずつコツコツと投資して将来に備えるというのが積立投資です。

 

NISAを使っても積立投資が可能で、月に500円から始めることができます。年間でわずか6000円です。投資を始めたことがないという人にとっても十分投資が可能な金額ですよね?

 

また、年に120万円以内(2015年までは100万円)なら、投資によって得た利益に対してはいくら儲かっても非課税という嬉しいメリットがあります。


まずはNISAで積立投資をやってみて慣れるところから始めてみよう!

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積立投資は毎月コツコツと投資をしていくため、積立貯金の投資版と考えるとイメージしやすいかもしれませんね。

 

ただ、同じ積立でも積立投資の目的としては積極的に自分のお金を管理して運用することです。

 

現在、日本の銀行の金利は非常に低く設定されており(マイナス金利なんて言葉も出てきました)、ただ銀行にお金を預けているだけではほとんど増えません。

 

投資でお金を増やさざるをえないという状況です。

 

せっかくNISAという制度ができて、月々500円から投資を始めてみる環境ができているのですから、今のうちから少しずつ投資をしてみて投資という行為そのものにまずは慣れてみるということが重要です。

 

欧米ではすでに自分のお金を投資に回す習慣が定着していて、資産のうち預金はだいたい3分の1程度だそうです。日本人はほとんどが預金というかたも多いのでは?

 

 

投資には、デイトレーディングのような1日単位で売買を繰り返して元本を大きく増やす方法がありますが、NISAではそのような投資方法は想定されていません。

 

NISAで使える枠が毎年120万円と決まっていて、金融商品を売却したとしてもその120万円の枠は増えないからです。

 

デイトレードのように金融商品の売り買いを繰り返していたら、あっという間に120万円の枠なんて使い切ってしまうでしょう。

 

ですので、NISAでは自分の資産をどのように配分・分散して、どんな金融商品を使って投資をするのかを決めてから投資をしましょう。

 

いくらNISAで儲けの税金がゼロになると言っても、一つの会社の株に100%投資するなんてダメですよ。


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