積立投資のデメリットは？大きく儲けることが出来ないこと？

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積立投資のデメリットとして考えられることは？

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積立投資は、ETFやインデックスファンドなどの投資信託を毎月一定額購入して積み立てていく投資方法です。

この積立投資には多くのメリットがありますが、反対にデメリットは無いのかを考えてみます。

まず考えられる大きなデメリットとしては、一気に資産を増やすことができないということです。

積立投資は基本的に長期間で投資を考える方法です。少しずつ手持ちのお金を投資に回していって、少しずつ資産を増やしながら資産の運用を行っていく投資方法です。

つまり、1日の株価の値動きを見て、これから上がる！と思ったら一気に資金を投入して買ったり、これから下がる！と思ったら、手持ちの資産を一気に売ったりするような短期的な利益の出し方ではないのです。

資金を少しずつ投入していくために、どうしても資産を増やすのに時間がかかってしまいます。

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2012年末ぐらいから始まったアベノミクス。ここから株価が大きく上がり始めましたよね？2015年現在まで、ほぼ株価は上がりっぱなしです。

積立投資はこういう株価が上がり続ける場面では、一括で投資するよりも資産の増え方が緩くなってしまいます。もちろん、株価は上がっていますので資産が増えることには変わりありませんが。

アベノミクスのような株価が上昇する場面で、最初に手持ちの資金を一括で投資していたとすると、その後の株価上昇の恩恵を全て受け取ることが出来ます。

しかし、積立投資のように手持ちの資金を分散して投資に回していたとすると、最初に資金を投資に回せなかった分、株価上昇の恩恵を受け取れない部分が出てくることになります。

株価は上昇していますので実際の資産は増えるはずですが、一括で投資するよりも損をしていると言ってもいいかもしれません。機会損失があるかもしれないということですね。

一度に資産を失ってしまうことをさけるために積立投資を行うのですが、その毎月コツコツと積み立てて行くメリットが、株式の相場によってはデメリットになってしまう可能性もあるということです。

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積立投資が一気に損をする可能性を低く出来ると言っても、投資をしていることには変わりありません。銀行の定期預金のような元本保証の金融商品では無いのです。

そのため、どんなに上手に投資を行ったとしても、必ず資産が減ることがあるということを忘れてはいけません。これは、元本保証型の金融商品と比べるとデメリットになってしまうかもしれません。

しかし、資産を増やすために投資を行おうとしているはずです。安全な銀行の定期預金で資産を増やそうとするのも一つの資産を増やすための方法だと思いますが、今の銀行の定期預金で資産が増えるでしょうか？

0.2%程度の金利では、将来のための資産を作るという意味ではちょっと物足りないと思います。

そのため、資産が減ってしまうかもしれない＝デメリットのリスクをとって、投資をして資産を増やす＝メリットの部分を受け取ろうとすることが大切だと思います。

絶対に儲かりますよ！なんてうまい話は世の中には無いということですね。そこで、積立投資を使って、なるべく損をする確率を減らしながら、資産を増やして行けたらいいのだと思います。